01:お名前をどうぞ。
００９	「島村ジョー」
タイラント	「タイラント」

02:年齢差はどのくらいですか？
００９	「……僕の方が年上なのは間違いないとして、どのくらい……かな？」
タイラント	「……えーと……（計算しようとして諦め）」

03:お互いの第一印象は？
００９	「……機嫌悪そうなヤツだな、でも僕の所為だから仕方ないよな……と思った」
タイラント	「……（生贄のアンドロメダ姫、なんてコト言えるかーっ！）　あー……まぁ、噂どおりだな……かな？」
００９	「噂？ 噂って？」
タイラント	「…… Neo Black Ghost じゃあ、お前達の事は周知徹底されてだんだよ。で、００９は『組織最強の敵』って事になってて……」
００９	「………」
タイラント	「で、００９には『手に負えない強情者』だって噂があってだなぁ……」
００９	「へぇ？」
タイラント	「……まぁ、その……噂だ、噂。　（小声で）でもなー、お前、強情じゃないかよ」

04:それは今も変わりませんか？
００９	「変わった。タイラントが不機嫌そうだったのは最初の頃だけだったし。今は、わりといつも機嫌いいよね」
タイラント	「……。　（小声で）まぁ、お前と居ればな」
００９	「？」
タイラント	「あー……。お前の印象は、変わらないかな」
００９	「えぇ？ じゃあ、強情だってことかい（驚）」
タイラント	「……あ゛。……あー……まぁ、そうだな……」
００９	「僕、強情かなぁ……？（首かしげ）」
タイラント	「………。　（小声で）強情だろ、どう考えても強情だろ、そう思ってるの俺だけじゃ無いだろ、ウィッチとかにも訊いてみるか？」

05:お互いの呼び名は？
００９	「タイラント」
タイラント	「ジョー」
００９	「……そのまんまだね」
タイラント	「まぁ、それ以外になんて呼べば……」
００９	「『兄さん』とか、どうかな？（笑）」
タイラント	「……カンベンしてくれ……（泣）」

06:二人はどんな関係ですか？
００９	「兄弟…でいい…よね？」
タイラント	「……あ、あぁ……まー、そんな感じってことで（ちょっと遠い目）」

07:それに満足していますか？
００９	「してる」
タイラント	「……してる、かな」
００９	「嫌、なのかい？」
タイラント	「そんなっ、そんなことない！ 別に今の関係が嫌とかってんじゃなくて！ どういう言葉で表してもいいって、そういう意味だっ」

08:共通の知り合いはいますか？
００９	「いる」
タイラント	「いる。ってゆーか、Neo Black Ghost が壊滅しちまったから、俺を知ってるのはお前を知ってるヤツだけみたいな状態だし」

09:お互いに秘密などありますか？
００９	「うーん……。無い、かなぁ？」
タイラント	「………」
００９	「あるの？」
タイラント	「いや……その……。　（小声で）昔やっちまった色んなコトとかは……まぁ言ってないってだけで、秘密……って訳じゃない、よな？」

10:仲良しですか？
００９	「うん」
タイラント	「あぁ」

11:二人に危機がおとずれたことはありますか？
００９	「無いよね？」
タイラント	「……無いと思うけど。……って、そもそも『危機』って何だ？ 敵の大群に囲まれるとか、そういうコトか？ まぁ別に俺とお前だったら、そんなんじゃ危機でもなんでも無いと思うが……」
００９	「……えーと……。まぁ、気にしないでいいよ」
タイラント	「？」

12:一緒にいる期間はどのくらいになりますか？
００９	「会ってからは四年半くらいだけど。でも、一緒にいた期間はもっと短いね。誰かが四年も会いに来てくれなかったから……（流し目）」
タイラント	「……っ！ わ…わるかったよ！」

13:お互いの良いところを。
００９	「……親切。僕のことをすごく心配してくれるところ。……本当に感謝してるよ」
タイラント	「そんなの別に親切でもなんでもないと思うけどな……。ジョーの良いところってーと、やっぱり強いところだな。とにかく強い、鉄壁の自制心。すげぇと思う」

14:お互いの不満な点を。
００９	「無茶するところ」
タイラント	「へ？ ちょっと待てよ、俺がいつ無茶した？ むしろ無茶はお前の方だろっ？」
００９	「無茶してるよ。Neo Black Ghost 本部で僕の味方をするとか、逃げろって言ったのに逃げないでついてくるとか、みんなの所に居たほうがいいって言ったのに一緒にくるとか、……もう会うのはこれっきりにしようって言ったのに……嫌だって言って……僕についてくるし………　（小声で）嬉しかった…けど……」
タイラント	「……駄目なのか？ 俺がお前と一緒に行ったら、迷惑…なのか？」
００９	「そうじゃない！ そうじゃないよ。でも……無茶だって、言ってるんだよ！」
タイラント	「？」
００９	「……ホント無茶しないでほしい」
タイラント	「えーと……？（悩）」

15:〆に一言、これだけは言っておきたい！
００９	「君が、君自身の意思で、僕と一緒に居たいって言ってくれるのは、とても嬉しい。君が隣に居てくれたら、僕はとても安心する。安心して……何でもできる気がする。ありがとう」
タイラント	「俺は多分、いつになってもお前には絶対に勝てないと思う。でも、お前以外の誰にも負けたくないし、負ける気は無い。だから……俺を、お前の隣に居させてくれ」